HAMARIとSDGs
HAMARIとSDGs
~持続可能な社会の実現に向けて~
HAMARIは、医薬品原薬・中間体の研究開発・製造・販売という中核事業を通してSDGsの達成に貢献する目標を5つ、企業活動全体を通して貢献する目標として8つを設定しています。
SDGsの目標は互いに影響を及ぼしあっていますが、特に中核事業に関しては、「SDGドミノ」の考えを取り入れて、当社の強みである<技術革新への不断の取組み>をレバレッジポイント(てこの力点)として、ドミノ倒しのように連鎖的に目標を達成していきたいと考えています。
- 「SDGドミノ」については、下記外部サイトをご参照ください。
HAMARIのSDGs優先課題

中核事業を通してSDGsの達成に貢献する5目標
HAMARIは、経営理念として「より『優れた製法』の開発、より『高度な品質』の探求、より『有用な物質』の創製と、比類ないサービスの追求」を掲げ、創業から一貫して独自技術の開発に取り組んでいます。
そこで、この取り組みが大きく貢献する目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」をドミノの1つ目に置くことで、「研究開発イノベーションの促進」と「環境と資源に配慮した生産活動」において、次々と連鎖反応を起こしてSDGsの目標達成に取り組んでいきます。

5目標の詳細
基盤をつくろう
福祉を
経済成長も
そしてクリーンに
つかう責任

産業と技術革新の基盤をつくろう
環境に配慮したプロセス開発を行い、中分子医薬品分野の発展に貢献します
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創薬研究を通じた産官学協力によるイノベーションや医薬品研究開発への貢献
研究・技術報告 -
環境に配慮したプロセス開発への取り組み
テーラーメイドアミノ酸合成
不斉合成 HAMOC® -
持続可能な製造プロセスの実現に向けた「フロー合成による連続⽣産」への取り組み
フロー合成(連続⽣産) -
ペプチド合成の独自技術の開発をはじめとした中分子医薬品分野への注力
ペプチド原薬

すべての人に健康と福祉を
医薬品に関わる企業として社会に貢献します
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浜理薬品グループ品質規則(Hamari group Quality Manual; HQM)による品質保証システムの確立
品質方針・品質保証システム -
大気、水質、土壌などの汚染防止対策への取り組み
EHS方針

働きがいも経済成長も
中分子医薬品分野でのイノベーション創出と、人材育成に取り組みます

エネルギーをみんなに
そしてクリーンに
環境負荷低減と、限りある資源の有効利用を推進します
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地球環境保護の実践(省エネルギー・省資源、水資源の保全など環境負荷低減と限りある資源の有効利用の推進)
EHS方針

つくる責任
つかう責任
医療の一端を担う企業として、環境保護と安定供給の両立に努めます
- 原料供給元や外注先などのビジネスパートナーとのコミュニケーションを密に行い、真の協働関係が築けるよう努めます。
- ビジネスパートナーの多面的な調査と評価、さらに定期的な訪問や指導を行っています。
- 2社購買を推進し、安定的に原料を仕入れる仕組みを構築しています。納入遅れによる製造スケジュールの変更を最小限に抑えるように努めています。
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地球環境保護の実践(省エネルギー・省資源、水資源の保全など環境負荷低減と限りある資源の有効利用の推進)
EHS方針
企業活動全体を通してSDGsの達成に貢献する8目標
企業活動全体を通して貢献するSDGsの各目標は、HAMARIの企業倫理・企業理念・ミッションに強く結びついています。そのため、グループ全体の事業・経営戦略に深く関係しており、HAMARIが取り組む中で、ESGと共に重要な指針を与えています。
コーポレート・スローガンである「地球・みんなの笑顔と健康のために」の実現に向けて、環境保護への取り組み・社会的責任の追求・ステークホルダーとの対話を通してSDGsの達成に貢献していきます。

ESGへの取り組みと関連するSDGs目標
当社の事業は化学と密接にかかわっているため、環境への配慮、地域への配慮は欠かすことができません。「地球とみんなを幸せにする」は当社のミッションであり、社会的な使命であると考えています。また、安心できる製品をお届けするために、法令を遵守し、環境負荷軽減の取り組みをおこなっています。
- 気候変動対策の要である温室効果ガス排出量の削減に積極的に取り組んでいます。加えて、事業活動により発生する産業廃棄物の削減・再資源化や、研究開発・製造で使用する化学物質の管理強化など、環境負荷の低減と限りある資源の有効利用を推進しています。
- 水資源の保全のために水の使用量・排出量のモニタリングをおこなっています。また、工業排水の浄化・水質検査を実施して環境生物への影響を確認し、排水規制順守に努めています。
- 環境マネジメントシステムに関する国際規格であるISO14001認証を取得した、浜理PFST 米沢工場・千歳工場で製造をおこなっています。
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EHS方針のもと、「地球温暖化防止」「資源保護」「自然環境との調和」を重点テーマとする環境保全及び汚染予防を積極的に推進していきます。
EHS方針
当社では、経営理念で目指している「世界に通用する優良企業」の要件の1つとして、「国や地域に対して義務を、地球環境に対して優しさを提供できる企業」と定めており、種々の社会的責任・社会貢献への対応活動を行っております。また、「人の成長=企業の成長」という考え方のもと、全従業員がスキルアップできる仕組みづくりを進めています。
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「カルノパワー(合成カルノシンを使用したサプリメント)」の自社製造や自転車競技などの試合のスポンサー活動を通してスポーツ分野へ積極的な支援を行っています。
カルノパワー - 地域の子供たちに化学を身近に楽しんでもらおうと、大阪と米沢の複数の図書館へ薬や科学に関する本の寄贈を行っています。また米沢では地域の小学生を招待して科学実験教室を開いています。
- 働く人がいきいきワクワクしながら常に未来を創造し、進化し続ける」というミッションのもと、「階層別教育プログラム」や「次世代リーダー育成プログラム」など種々の能力開発プログラムや、研究者の米国研修派遣制度等により人財育成に取り組んでいます。
- 性別にかかわらず多様な人財が能力を発揮できる職場風土の醸成に向けて、女性活躍推進の向上に努めています。
- 子どもをもつ従業員に優しい職場づくりとして、産前産後休業や育児休業の完全取得、育休面談を実施し、小学3年生以下の児童を持つ家庭まで時短勤務可能等、産後の職場復帰しやすい環境を提供しています。
- 多様な働き方を支援するための人事評価制度の構築をおこなっています。
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上記の他にも、浜理グループの各拠点に合わせた地域貢献活動を実施しています。
社会貢献活動
100年、200年と永続的に発展し続ける企業となることを目指し、すべてのステークホルダーの皆さまへの説明責任を果たして経営の透明性を確保し、中長期的に競争力を高め、企業価値を持続的に向上させるために、コーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでいます。
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品質方針・品質保証システム
医薬品を製造するための指針となる法律(省令)であるGMPについて、より高いレベルを目指すことで安心、安全の追求を図っています。
品質方針・品質保証システム -
コンプライアンス推進
当社では、浜理薬品コンプライアンス・プログラム、浜理薬品コンプライアンス行動基準、コンプライアンス推進規定を制定し運用しています。 -
供給責任
医薬品業界では製品の安定供給が強く求められます。供給が滞ると患者様の命に関わる事態となります。当社は様々なリスクを考慮し対策を講じています。また、長く業界に携わる企業として、原薬業界のレベル向上にも貢献しています
査察、工場見学:自社だけでなく業界全体のGMPレベルの向上のためにも、査察や工場見学を受け入れています。
原料の安定確保:重要な原料を中心に、地政学リスクを考えて2社購買化を推進しています。 -
経営品質の向上
2011年に経営品質向上プログラムを導入して以来、この活動にセルフアセスメントの考え方を取り入れて経営活動の振り返りと改善を行い、中長期経営計画推進のスピードアップを図っています。
経営品質向上活動 -
GOEs活動
「人・組織を活性化する」「業務効率・安全性を追求する」「信頼される製品を追求する」という3つの目的を達成するために、5S活動・業務改善活動・改善提案制度などを組み合わせた浜理グループ独自の活動を展開しています。
5S活動